ダコダコ再考。

ダコダコ最高。ということでまだ聞いてます。本日は高橋さんのラップ実践について。
ちなみに僕は音楽の専門家でもないしちゃんと学んでもいないんでド素人のたわ言として聞いてください。
便宜上「ダコダコ Yeah!ダコダコ Yo!」をサビと呼び、ここで一番二番三番と区切るとします。
一番は普通にリズムに乗って歌えたので二番にそのまま入る高橋さん。しかしえらく字余りだということに気付いて無理やり詰め込みます。あまりに焦ったのでサビのダコダコをかむ高橋さん。しかし高橋さんの非凡さはここから。三番の詞もかなり字余りになると踏んだ高橋さんは二番のサビの「Yo!」を伸ばす余韻を観客(藤本さん達)に任せ小節の四拍目に食って入る形で三番の頭「でもある人にー」を歌いだしているのです。素晴らしいリズム感。さらにずっと4分の4拍子で進んでいたのに「わかるーわかるー」で突然4分の2拍子に、そしてサビに。つまりカウントが「1,2,3,4,1,2,1,2,3,4」となっているのです。コレはさながらゆずの『夏色』のような*1フックぶり。そして最後の大合唱。
対して『Why? Why? Why?』は歌詞のインパクトはともかく素人の僕にとっては普通にラップぽくしてるなと思いました。が、注目はそこでなく高橋さんは明石家さんのフリのイントロ一小節だけでラップに入っていた所。ここが明石家ルールを分かって来てるかと。トークはテンポが大事。あのフリ方だと藤本さんや安倍さんでは絶対一回躊躇してイントロ止めてたでしょう。
高橋さん確実に成長してます。ただしヤンタン限定ですが。
誰かエミネムの『LOSE YOURSELF』の替え歌送ってくれないかなあ。高橋さんの歌詞で。

*1:「大きな五時半の夕焼け 子供の〜」のところ